The University DINING
千葉県, Japan
- Architekten
- 工藤和美 + 堀場弘 / シーラカンス K&H
- Standort
- 千葉県, Japan
- Jahr
- 2015
「The University DINING」は、いつでも学生達が自然と集い、新しい発想が次々と想像されるような環境を提供し、キャンパスライフの新しい拠点となることを目指しました。透明な外周は、外の環境と連動する快適な空間を創ると同時に、飲食はもちろん授業の合間の語らいや、少人数でのゼミなど様々な活動が、開かれた場で行われ新しい出会いが生まれる事を期待しています。建築は、自然界で人が心地よいと感じる1/fゆらぎのリズムをプログラム化し、構造解析と共に木梁の配列を決定しました。約1,000パーツのLVL材(単層板積層材)を上下2段に組み、細い鉄骨柱で支えています。木ピッチの幅を波のように振幅させることで、トップライトからの光を柔らかく変換しています。それは、木漏れ日のような優しい光に包まれた、インティメイトな空間を実現するためです。見る方向・座る場所によって様々な表情をつくりだしています。現在、学生はもとより地域の子育て世代や高校生も集い、高齢者の散歩コースの拠点となっています。学生教職員はもちろん、様々なゲストの方々が集い、生き生きとした交流が生まれています。
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