国際写真祭での会場構成デザインである。本展はバウハウス100周年記念展としても開催された。展示される写真を周囲の自然と共にランドスケープの一部として捉えてデザインした。
大書院では低い位置に写真を配置し、目の前に広がる池泉回遊式庭園との一体感を禅寺の掃き清められた空間の中で提案した。茶室の展示では庭園に配されている石群との対比によって、自然がデザインする物象はスケールを横断していくことを表現している。