段段居 Skip House
滋賀, 日本
- 建築家
- UZU architects
- 年
- 2016
信楽へ向かう山の入口。
裏山へとつづく小路の先に夕日を受ける大きなケヤキ。
裏山から段々と果樹園や田んぼが下りていく谷筋の地形。
様々な地形の段差が出会うところに、家を架ける。
周辺の地形のレベルが、家に流れ込み床となる。
それぞれの床に、周辺の土地とつながる機能を与えていく。
小路から中庭に抜けていくピロティ。
菜園やアウトドアリビングにつながるキッチン・ダイニング。
ケヤキの木の葉に近づく子供室。
谷の風が抜ける空中デッキにつながるリビング。
アプローチの前庭に少し浮かぶ玄関ポーチのバルコニー。
裏山の梢につながるサンルーム。
裏山から切り出した木を建物が纏い、
ケヤキの下に生まれた空間が、段々と自由になりながら裏山へと帰っていく。
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