武蔵小山の住宅
東京, 日本
- 場所
- 東京, 日本
- 年
- 2009
建て込んだ住宅街に建つ4階建ての住宅。
クライアントが、隣接地に食品会社を経営している関係で、1階は大型と軽トラックの駐車場となっている。設計する上で、いちばん重要な条件がこの駐車場だった。
最大の面積を確保した駐車場のプランから、斜線制限のラインが決まり、階段状の形状の外観が、自動的に出現した。階段状の外観は、各階とも、腰壁の層と連窓の層の2層から構成されています。腰壁の層は、外部側は、高性能の外断熱をガルバリウム鋼板のスパンドレルで覆い、室内側は、扉付きの収納となっています。収納自身も、内部に物をしまい込めば込むほど、熱容量が上がるために、断熱効果を持つようになっている。
窓の層は、ペアガラスで構成されており、ハメ殺し窓部分は、ペアガラスの内側に、プラスチックの透明波板とガラスで区画された4層の空気層を設け、さらに、その間に、透光性の断熱材を入れています。そうすることで、断熱性能を上げている。その効果により、回りを建物に囲まれた場所だが、熱の損失を抑えながら、室内に、最大限の自然光の取り入れが可能になった。各階の仕上は、レベルの違いを強調するために、異なっている。それにより、高さ方向の広がりを意識することになる。
https://www.future-scape.co.jp/g200303works/g200303worksimage/g2003j04houseinmusashikoyama/g2003j04houseinmusashikoyama.html
関連したプロジェクト
Magazine
-
NEOM Updates
1 day ago
-
Mind the Gap
1 day ago
-
Watchtower Einderheide
3 day ago
-
An Uplifting Architecture
3 day ago